小学生に「株式会社って何?」と質問されて、説明はできても小学生が理解できるレベルまで嚙み砕いて話すことって難しいですよね。または、聞かれた本人も意外とわかっていなく、あたふたしたりする場合もありますよね。
そこで今回は、小学生にもわかるように「株式会社」について簡単に解説します。就活中の学生や既に社会人だけど、いまいち理解できていない方にも必見です。
*わかりやすさを重視しておりますので多少の違いはご了承下さい。
①株式会社とは
株式会社とは、株主にお金を出してもらって事業を運営する会社です。
世界で最初の株式会社と言われているのが、オランダ東インド株式会社です。日本では、第一国立銀行のようです。(諸説あり。)
②株式会社の仕組み
【株主】は、お金を出資することで自分が経営をする変わりに、出資先の【株式会社(経営者)】が会社を運営してくれます。順調に運営でき、たくさん儲けがあると【株主】は配当を受けることができます。しかし、経営が順調にいかず、儲けることが出来なかった場合は、【株主】への配当が無い場合も当然あります。なので【株主】は【株式会社(経営者)】に対し、自身の意向を伝え、意向に沿った経営を行ってもらうことができます。それが影響力です。

③日常場面から株式会社を簡単に考えてみる

ねえパパ!株式会社ってどういうことなの?

おお!さすが我が息子だ!株式会社ってのはね…
株主という人がいて、その人たちが出資して、会社に……

株主!?出資?よくわからないよパパ!

うーん。どうしたことやら…
子ども向けには少し固い説明になってしましたね。大人の多くは社会人として日常的な言葉かもしれませんが、子供向けには理解しがたい部分があります。そこで日常、子供でも使っている言葉に落とし込んでみましょう。それは『お小遣い』です。

息子くんは、いくらのお小遣いをもらってる?

毎月500円もらってるよ!

そうだね。500円を毎月渡しているね。
これを「株式会社」に例えるとパパが毎月、息子くんに500円を
出資していることになるんだ。
毎月の500円はどういう風に使っている?

好きなお菓子やおもちゃを買ってるよ!

そうだよね。でもね、もしパパが出資者なのであれば、
パパの考えに沿ったお小遣いの使い方をしなくてはならいんだ。

ええー!そんなの嫌だよ…面倒くさいじゃん!

そうなんだ。株式会社というのは、パパのように息子くんにお金を渡して、
受け取った息子くんはそのお金を使ってパパにメリットを与える責任があるんだよ。
例えば、息子くんがお小遣いで算数のテキストを買って、テストの点数をあげるとか。

お小遣いを僕の好きに使えないってこと?

簡単にいうと、それに近いことはあるね。
もちろん息子くんに自由に使ってもらって構わないが、
お金を渡したパパの願いを叶えてもらわないと、
毎月のようにお小遣いを渡すことは出来なくなる。

そんなー…

今の話はあくまでも例えだから安心してね。
株式会社というのは、お金を渡す人がいて、
受け取った会社はそのお金を使って増やせるように頑張るんだよ。
そうじゃないとお金を渡した人が損をしてしまうからね。
お金を渡す人の願いの多くは、渡したお金以上の対価をもらうことなんだ。

そっか。お小遣いで考えるとちょっとプレッシャーだけど、
株式会社の意味は何となく理解できた!会社って大変なんだね。

わかってくれたか息子くん!そうなんだ…パパも苦労しているんだよ。

でも、パパもお小遣いだから使い方はママ決めてるの?

うん…‥
このような感じだと、より意味合いが伝わりやすいかもしれません。次は物語風での伝え方を紹介します。
④【小学生にもわかる】~物語で伝える「株式会社」
なかなか、伝えることが難しければ物語風で伝えてみてはどうでしょうか?簡単ではありますが、ただ説明するよりも理解しやすいとは思います。
*「探検家(経営者)」・・・株式会社 「富豪」・・・株主
これは、昔々のヨーロッパの街にいた、ある探検家の話である。
その探検家は、いつもお金持ちになることを夢みていました。
当時のヨーロッパで“胡椒(こしょう)”はとても人気があり高価なものでもあった為、庶民の多くが手に入れることができないものでした。その探検家は自分が沢山の“胡椒(こしょう)”を手に入れて、みんな買うことができれば、多くの人に喜んでもらえるし、自分も儲けることができると思いました。
当時、“胡椒(こしょう)”を手に入れる為には、はるか遠くのインドまで“胡椒(こしょう)”を取りにいかなければなりません。その為には、大型船と船を漕ぐ多くの船員も必要でお金もかかります。しかし、探検家にはそんな沢山のお金はありませんでした。
そこで探検家は複数の富豪にお願いしお金を募ることにしました。無事に“胡椒(こしょう)”を手に入れ、たくさん売ることが出来たら、出してくれた金額に応じて利益を渡すと約束もしました。
それが功を奏し、多くの富豪からインドまで必要な、船や船員のお金を集めることに成功しました。探検家は立派な大型船と優秀な船員をたくさん雇い、インドへの長旅へと出航しました。
~1年後~
探検家はインドから多くの“胡椒(こしょう)”を手に入れて、ヨーロッパへ無事に戻ってきました。今までは高価でなかなか手に入れることが出来なかった“胡椒(こしょう)”ですが、探検家がたくさん手に入れたおかげで、みんなに買ってもらうことができました。
探検家にお金を出してくれた富豪に、利益を渡すことができて、喜んでくれました。もちろん、探検家も夢であった大金持ちになれたそうです。
いかがでしたか?
今回は「株式会社」をお小遣いや物語形式で説明しました。最初の内は聞き慣れない言葉が多い子供に対し説明が難しいように思えますが、物語にすることで理解しやすいように説明もできると思います。
大切なことは子どもと同じ目線になり、わかりやすく、そして理解できるように伝えることです。
ぜひ活用してみて下さい♪


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