マネジメントをするようになると、教えてくれる人がどんどん減っていきます。今までは間違っていたら叱ってくれたり、成長するために課題を与えてくれたりと指導を受ける側でしたが、マネージャーというポジションになると、自分が成長する為の学びの素材を自身で見つけてこなければなりません。
そこで本記事ではマネージャーの役割をもとに、マネジメント力を高める4つの軸を解説します。
マネージャーの役割
| 4つの軸 | 視 点 |
| ①船長の役割 | 目標達成志向・指揮命令・リーダーシップ ‥ |
| ②設計者の役割 | 分析力・システム思考・問題解決思考 ‥ |
| ③指揮者の役割 | モチベーション管理・チームワーク・チーム力の最大化 ‥ |
| ④教師の役割 | 人材育成(指導や教育)・率先垂範 ‥ |
業種により必要なスキルは様々ですが、全ての業種に普遍的に必要な項目を4つの軸に整理します。この4つの軸を見ながら、TPOに応じてどの分野を強化すればよいか、軽視している分野はないか、などといった視点を持つことで、マネージャーとして仕事を進めていく上での成長課題を見つけることができます。
①船長の役割
| 4つの軸 | 視 点 |
| ①船長の役割 | 目標達成志向・指揮命令・リーダーシップ ‥ |
船長の役割とは、最適な状況判断を行い、乗組員に目標地点や方向性を示し、先頭に立ちリードする役割が求められます。すなわち、運航やリスク管理など全てにおいて最終的な責任を負っています。
そこでマネージャーは、自身を“船長”・職場を“船”・部下を“乗組員”と置き換え、自身は船長として目標を示し、指揮命令を出しリーダーシップを発揮することで、職場や部下を動かし最終的な目標を達成するための役割を担っています。
②設計者の役割
| 4つの軸 | 視 点 |
| ②設計者の役割 | 分析力・システム思考・問題解決思考 ‥ |
設計者の役割とは、建物の仕様をまとめ、図面などの作成・使用する部材や部品を選定し、その建物の役割を果たすように設計することが求められます。その為に設計者は、専門的な知識を有し、品質やコストなどを全体的に分析し、最適な建物を造る役割を担っています。
マネージャーを設計者に置き換えると、建物を職場としてみた場合、目標達成の為に解決が必要な問題を調査し分析すること、目標達成の為に必要なチーム編成やスケジュール管理、コスト管理・部下の役割分担など全体的な構成をつくることが求められます。
③指揮者の役割
| 4つの軸 | 視 点 |
| ③指揮者の役割 | モチベーション管理・チームワーク・チーム力の最大化 ‥ |
例えばオーケストラの指揮者は、オーケストラというチームを率いる為、個々の演奏者の長所を伸ばしたり、活かすことで、弱みを消しチーム全体のパワーやエネルギーを最大化することが求められます。その為には、チームメンバーのモチベーションを高めたり、効果的なコミュニケーションを図ることが必要です。
マネージャーを指揮者に置き換え、自分の職場や部下を見た場合、マネージャーとして部下をまとめてチームを作ること・部下の長所を活かし全体のバランスを考え適切なポジションを与えること・チーム全体のパワーを最大限に発揮させることが求められます。
④教師の役割
| 4つの軸 | 視 点 |
| ④教師の役割 | 人材育成(指導や教育)・率先垂範 ‥ |
教師とは、生徒が理解できるように説明したり、指導したりと生徒を育成する役割を担っています。
マネージャーを教師と置き換えて、いかに部下を成長させていくかという指導の方法やスキル・部下を育成するツールの情報探求が求められます。また、部下から見本となるような存在でもあります。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?業種によって求められるスキルは様々ですが、今回はすべての業種において普遍的に必要な、マネージャーの役割を4つの軸で説明しました。
マネージャーという立場は、自分自身で成長するための課題を見つけることが必要です。そのヒントにこの4つの軸を使ってみて下さい。


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