『スキルがあっても論理的思考スキル(ロジカルシンキング)がなければ無意味』
自分は他の人より得意なことがあるのに目立つことが出来ない、誰からも頼られない。いつも自分よりもスキルのない人間に良い仕事ばかりふられる…。そんな経験はありませんか。それはもしかすると、あなたの論理的思考スキルが不足している可能性があります。
少し厳しい言い方もしれませんが、どんなに100点満点の資料を作成するスキルがあったとしても、誰よりも高い財務スキルを持ち合わせていたとしても論理的思考スキルが備わっていなければビジネスの世界では無意味になってしまいます。これは掛け算方式になっていて、【スキル×論理的思考スキル】の為、スキルが100でも論理的思考スキルが0であれば、最終的には0になってしまうのです。ちょっと大げさに感じられるかもしれませんが、現実の世界ではせっかくの強みがあるのに論理的思考スキルが不足しているせいで成果が最大化されないという出来事は起こっています。
そこで今回は、このビジネスにおける論理的思考スキル(ロジカルシンキング)をどういう風に身につけていくのかを解説していきます。論理的思考スキル(ロジカルシンキング)というと、ちょっと複雑に感じられるかもしれませんが、わかりやすいように説明しようと思いますのでご安心ください。
この記事は私がオンラインビジネススクール UR-U (ユアユニ)で学んだことで記事にしています。オンラインビジネススクール UR-U (ユアユニ)を主宰している竹花氏のことを詳しく知りたい人はコチラの記事を参考にしてみてください。
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このブログを読むと得られること
・ビジネスにおける論理的思考スキル(ロジカルシンキング)とは何かを知ることができる
・日頃、どんなことをすれば論理的思考スキル(ロジカルシンキング)が身につくのかわかる
・論理的思考スキル(ロジカルシンキング)の癖付けができる
論理的思考スキル(ロジカルシンキング)とは
論理的とは、「筋道を立てて考える」という意味です。そこで論理的思考とは、物事の要素を体系的に整理したり、根拠をもって導き、因果関係を整理し順序立てて考えることができる思考法です。とくに問題の解決策を考える場面で力を発揮します。
まずは前提として、論理的思考スキル(ロジカルシンキング)は、業種や役職を問わず多くのビジネスシーンで役立つ、全てのビジネスパーソンが身に付けるべきスキルのひとつです。
例えば日常の何気ない仕事の会話の中で「一生懸命頑張ります!」「できるだけ早めに提出します!」「仕事の進捗はいい感じです!」といった抽象的な会話をしていませんか?これは抽象度が高すぎて、相手に正しく伝わらない可能性があります。大切なのはすべての人が同じ認識を持てるようにすることです。「●日□□時までに提出します!」と言われた方が間違わないですし、共通の認識になるので相手に安心感をもってもらうことができますよね。でもここまでは、ビジネスパーソンの人なら誰でも知っているスキルだと思いますし既に実践されている人もいるのではないでしょうか。
困っている人の多くは「答えや経験のないものをどういう風に考えればいいの?」だと思います。しかし、私たちビジネスパーソンの仕事は問題解決をすることです。では、この明確な答えや経験のないものをビジネスシーンにおいて共通の認識になれるような考え方を知ることで論理的思考スキル(ロジカルシンキング)を更に高めることができます。では早速、考え方の実践をしていきましょう。
フェルミ推定
問題です。
座席数:13席 場所:浜松町駅近 従業員数:3名 ラーメン価格:650円
このラーメン屋の売上と利益を求めなさい。
わかりません…。なぜならこのお店の店員以外、売上を知らないからです。
ここで言いたいのは答えの正解不正解が大切なのではなくて、この答えを導き出す過程が正解なのか不正解なのかを考える思考力が大切なのです。これが俗に言う『フェルミ推定』なのです。例えば、今回の問題の答えを100万円とした時に、「どうやって100万円という数字を導き出したのか?どんなロジックで行き着いたのか?」が重要だということです。
今回の件をこのフェルミ推定を用いて論理的に考える為にはフレームワークを使用します。

普段、外食に行った時の飲食店でこのフレームワークに落とし込んで考えてみてください。ここに数字を入れていくだけで十分なロジカルシンキングになります。もう一度言いますが、大事なのは答えではなく、その答えの導き出し方です。
図を見てわかる通り、様々な項目に分かれていますがここで言いたいのが、論理的思考(ロジカルシンキング)というのは要素分解なのです。実際に数字は入れていかないのですが、どんな感じで考えればよいのかを説明していきます。
要素分解について
今回の例でいくと、ラーメン店の売上と利益を求める為の仮設の導き出し方です。
・平日と土日では売上が異なる可能性が高い。
・またランチとディナーではお客の数や客単価も異なる可能性が高い。
・経費はいったん「人件費・家賃・光熱費」程度にしておこう。
このくらいで分けてみましょう。もっと詳しく知りたい場合や経験値があり、おおよその数字が把握できている場合はその要素を追加しても構いません。
では次にランチverで仮設で売上を算出してみましょう。
・ここはオフィス街で平日は働きにきている人が多い街。土日は平日よりは閑散とするが買い物に来る街である。
・ランチタイムは11:00~13:00である。
・お客さんが着席してからラーメンを食べ、退店するまで40分くらい。
・この店はメディアにも取り上げられるくらいの繁盛店なので11:00開店のだと並んでる人もいることが予想できる。
・ランチではラーメン+餃子セット1,000円が一番人気。
・31日営業/月
例えばですが、こんな感じです。これらを先ほどの図に当てはめてみて計算してみてください。
まとめ
ここまでで、正解不正解かはさておき、当てずっぽうでは無い答えの導き方を知ることができたと思います。これなら、もし上司から質問や導き出し方を聞かれても答えることが出来ますよね。
この例がビジネスシーンにおける論理的思考スキル(ロジカルシンキング)なのです。こういったことを癖づけ、飲食店で料理を待っている間に考えてみることで、あなたの論理的思考力はみるみる高まっていくと思いますし、日々の発言や提案にも具体性が増し、周囲からの信頼度も高まるはずです。
このちょっとした積み重ねがとても重要です。今回の論理的思考スキル(ロジカルシンキング)は特にビジネスシーンに特化した内容で記載しました。少しでもあなたのスキルが活かされるように論理的思考スキルを活用してください!
今回のようなビジネスシーンに特化したスキルを学べるのがオンラインビジネススクール (UR-U)です。ビジネスパーソンの学びなおしには最適なスクールだと思います。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。



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